店主のツブやき

「元の生活」に戻っても「以前の自分」に戻る必要はない

先日のお客様との会話。

お客様
お客様
自粛が終わって、また人とのコミュニケーションを取るのがしんどいです

自粛生活中は、リモートワークでほとんど人との接点がなかったお客様。

仕事が再開して直接コミュニケーションを取る「元の生活」に戻ったのがとても辛い、既に疲労困憊なご様子でした。

とても明るくいつもニコニコ笑顔、自然と気配りが出来る女性だと周りに言われるそうです。店主から見てもそう感じます。

でも、実はそれがお客様ご自身にとって「つらい」ことだったのです。

自粛生活で物理的にも人との距離を取ることができた。その結果、気遣いをする場面も少なくなったことはとても快適だったようです。

それで良いじゃないですか。

自粛が終わったからと言って「元の生活」に戻っても「(自粛)以前の自分」に戻す必要はありません。

それまで自分が無理していたことに気が付いたなら、それはもうやめちゃって良くないですか?自分の気持ちと行動が反していたら「心の病気」になってしまいます。

・・・でも、やめるってどうしたらいいの???

答えは簡単です。

「逆のことをする」

今まで違和感(負担)に感じていた「逆」のことをしてみればいいのです。

・何でも引き受けていたなら「断ってみる」

・周りに気を使いすぎることがあれば「自分に気を使ってみる」

・いつも明るいのが疲れるのであれば「その時々の気分に従ってみる」

とか。

どんどん試してみたらいいと思います。

成功することもあれば、失敗することもある。それで丁度いい(心地よい)ポジションを見つけることが出来れば大成功!!ですよね。

こればかりは自分でチャレンジして心地よい地点を見つけるしかないんです。

お客様
お客様
・・・・大変そう・・・・

エネルギー多少必要かもしれませんね。それまでの「逆」って悩むかもしれませんね。

でも、やってみれば今の「つらさ」から解放されるかもしれませんよ。

僅かな違和感も見過ごすと、あとで大きなほころびになることだってあります。自粛期間が終わった今だから感じる感覚、大切にして頂きたいなと思う店主でした。

    -店主のツブやき