最近、なんとなく気持ちが落ち着かなかったり、同じところばかり疲れることはありませんか?
それ、私たちの体に巡っている「経絡」の流れが滞ってるサインかもしれません。
今日は「経絡と感情のつながり」を軸にして、流れが滞ったときに現れるサインについてお伝えします。
流れが滞ったときに現れるサイン
理由のない疲れやだるさ
疲れるほど動いていないのに、なんだか体が重い
「気が巡りきれていない時」に出る典型的なサインです
いつの間にか気持ちが張りつめていたり、誰にも言えない小さな我慢を続けていたりすると、徐々に気持ちが疲れていきます。心の疲れはまずだるさや重さとなって体に現れることが多くあります。私たちに「少し休んでね」と教えてくれているのかもしれません。
体の同じところばかり疲れる
肩、首、背中など、決まったところばかり疲れちゃいます
それ、感情も影響してるかも
同じ部位に疲れが出やすいのは「心と体」が同じ経絡のラインで負担を受けているため。心にかかっている負担や考えグセは、知らないうちに体の同じ場所に影響を与えることがあります。その繰り返しが積み重なると、その部分の経絡の流れが弱まり、結果として「ここがしんどい」と感じるひっかかりとして体に現れてくるのです。
突然不安になったり、涙が出そうになる
理由が分からないモヤモヤ感や不安感。これは感情の処理が追いつかず気の流れが停滞しているときに起こりやすい現象です。感情は、本来は流れていくもの。流れが止まると、表に出てきやすくなります。

経絡は「内臓の働きと心の働き」をつなぐ道。だから感情と体は別々ではなく、ゆっくりと同じ流れの中にあります。
- 肝経:怒り
- 心経:悲しみ
- 胃経:心配
- 大腸経:我慢
など。このように、気持ちの落ち着かなさが「心の問題」ではなく「体の流れが乱れている」ことから起きている場合も考えられます。

経絡の滞りが解消しはじめると体にこんな変化が観察できます。
- 呼吸が深くなる
- 表情がゆるむ
- 頭の中のざわざわが静まる
- 力みが少しずつ抜けていく
どれも気が流れはじめたサイン。心を変えることが難しいとき、体からアプローチすることで、心がふわり軽くなっていくことがあるのはこんな仕組み、というわけです。
まず今日できる、やさしいケア
- 深く息を吸って、ゆっくり吐く
- 背中(特に腰)を温める
- 好きな香りをひと呼吸
香りは脳へ直接届き力が入りすぎた心身をやさしくゆるめてくれるので特にお勧めです!
経絡は見えないけれど、とても正直に「今の自分」を映してくれる存在です。もし、最近理由のない疲れや揺らぎがあったらそれは「整えるタイミングだよ」という合図かもしれません。
深呼吸したり、背中を温めたり、好きな香りに包み込まれたり。
心と体の流れを取り戻すための優しいセルフケア、少しずつでもとりいれてみてくださいね(^^)/
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