先のことが決まってない状態で仕事を辞めた。
金銭的に心配することはないので、ゆっくりすればいいはずなのに気持ちが休まらない。
この先どうなるのか不安しかない。
というクライアントさまがお越しくださいました。
転職は何度か経験されているものの、必ず次の職場が決まってから辞めていたため今回のケースは初めてとのこと。
色々とお話をお伺いしてセッションを開始しました。
セッション
まず、前々職の記憶を整理する必要がありました。『(その記憶があるだけで)気力を奪われている状態』から脱出するためです。
続いて、今回辞めるきっかけとなった出来事に関するトラウマの解放と横隔膜の可動制限を解除しました。
横隔膜の動きを止めていた理由はとても興味深い内容でした。
『ため込んだ不安を楽しむため』
つまり、ご本人は不安から解放されたいと思っていても、カラダ(潜在意識)は「不安」であることが心地良い状態だったのです。
その他、全てのバランスを整えセッションを終了しました。
セッション後
セッション中、ずっと眠られていたので終了後全てのご説明をさせて頂きました。
「不安を楽しむ」・・・わかる気がします。仕事をしていても『不安』なことは多いし、仕事を辞めた今でも『不安』が付きまとっている。どんな状態でも『不安』がいつもそばにいる。『明確な不安要因』がない時は『何となく、不安』が浮かびあがってきます。
今回のセッションでこのサイクルから脱出できるといいですね。
今回のクライアントさまのように「不安・心配」が常にある方、多いのではないでしょうか。
人間の感情は「不安・心配」だけではありません。
「怒り」「喜び」「悲しみ」「恐れ」など様々あります。それらの感情、置き去りになっていませんか?
真っ暗の部屋で懐中電灯をつけると、光が当たった先の一部だけが見えてきます。
でも、実際その部屋は 光が当たっている一部だけが存在している訳 ではありません。
部屋の中には、机があるかもしれないし、置時計があるかもしれない。もしかすると、自分ひとりだと思ってた部屋の中にはもう1人別の誰かがいるかもしれません。
そこだけに焦点を当てていると、他のことに気が付くことができなくなってしまいます。
不安・心配だけにスポットを当てるのではなく、他にも光を当ててみてくださいね。
すると「楽しいこと」「嬉しいこと」を発見できるかもしれませんし「怒り」「悲しみ」に気が付けるかもしれません。全ての感情を感じる(気づく)ことはとても大切です。
それでも不安・心配からなかなか脱出できないとき。
ボディートークセッション、お勧めです。
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