店主のツブやき

Netflixでみた『生きるとか、死ぬとか、父親とか』

抜歯の入院中や回復の数日間はずっとNetflixを見ていました。

事前に見たいものを用意していたのですが場所や体調によって見たい作品って変わりますね。

結局、10作品のうち3作品だけ見ました。

その中で‘もう一回見たい’と思ったのが

『生きるとか、死ぬとか、父親とか』

よくある親子関係の真面目な作品かと思いきや、そうじゃなく。

いわゆる、就職氷河期世代(=店主の世代)がちょうど今直面しているであろう様々な問題が題材になっていました。

30代・40代になると、それまでのように同じ世代が同じ話題で盛り上がるのが難しい時もあります。

例えば、

結婚している・結婚していない

子供がいる・子供がいない

仕事をしている・仕事をしていない

など。

それぞれの選択によって話題や悩みも変わってきます。

もちろん、ぴったり同じ環境の人とだけ仲いい・話が合う、というわけではないですけど。

置かれた環境によって中心となる話題はやはり異なります。

「今この瞬間/ちょっとだけ先の未来」だけを見ていた若い頃とは違い、過去の精算だったり、未来の心配だったり、悩むタイムラインも変わってきます。

この作品を見ていただくと、店主の言いたいことわかっていただけるはず。

同年代の方に見て頂きたい、ちょっと語り合いたい作品でした。

原作は、コラムニストのジェーンスーさんの本。

10年前にたまたま手に取った本がジェーンスーさんでした。

最近は本を読むよりもっぱらラジオ「Over the sun」を聞いています。

時間があればこのラジオをお聞きになってからドラマをみるともっと面白いかも。

またお休みの日にもう一度見ようと思います。