チラッとblogに書かせて頂きました店主の体調不良だった件。詳細を書かないことで逆に心配のお声を頂戴し大変恐縮です。
お声がけ頂きました皆様、本当にありがとうございましたm(__)m
別に隠している訳でなく、ご報告するアレでもないなーとそのままスルーしていました。
今更ですが今日はその件のblogです。

4月のとある朝。目が覚め寝転がったままスマホを操作していました。
仰向けで見て、疲れたなーという頃に右側に体勢を変えまたしばらく見て。さて、そろそろ起きようと反対側に体を向けた瞬間!
視界の天井と床が見事にひっくり返りました。何が起きたか最初は分かりませんでした、が、「眩暈だ」と何となく気が付きました。
というのも、店主が眩暈に慣れていればいいのですが、なんとこれが人生初のこと。目を閉じてもグルングルンしています。
あー、これやばいヤツだ。
その日は営業日、ご予約イッパイ、でもこれではお客様対応できないと判断。すぐにスマホでご予約の方へお断りの連絡をさせて頂きました。
ただ、眩暈が起きてるから落ち着いたタイミングでないと文字が打てず。落ち着いたと思って頭を動かすとものすごい眩暈がまた襲ってきました。人生初の眩暈のため、さじ加減がわかりません。
どうにか連絡を終えたあと、今の状態を知りたくてボディートークを軽くしてみました。
まぁ重症ではなさそうね。
ちょっと起き上がってみたら、やっぱりだめ。#7119に相談してみました。
かくかくしかじか、どうしたらよいでしょうか。
一通り、緊急性のチェックの質問をされました。そして、病院をいくつか紹介され受診を勧められました。覚悟を決めて着替えようと動いてみると、平衡感覚ゼロで歩けやしない。眩暈以外の体調も段々と悪くなってきました。
そして、119へ電話しました。
火事ですか?救急ですか?
救急です。その前にお聞きしたいことがあります
こんなことで救急車を呼んでも良いのか、それだけが心配でした。怒られることはないでしょうけど、コンセンサスが欲しかった。状況を説明しました。
すぐに向かわせます
お財布を握りしめて待ってるとすぐにやってきてくれました。呼んでおいてなんなんですが、運んでもらうのが申し訳なくて歩こうとしました。しかし、歩けず。布みたいなもので運んでもらい救急車に乗り込みました。
救急車内のベッドがタガタ揺れるのと、眩暈が何度か起こりもう気持ち悪さの限界。でも、結局朝から食べてないので吐くこともできず。
病院へ到着したら、すぐに眩暈止めの点滴でもしてくれるのかと思いきや、検査をするとのこと。確かに検査は有難いですが眩暈のまま移動するのは本当につらかった。起き上がるだけで えずく 始末。何かしらの薬を投与され、各種検査を終えました。
しばらく眠らせてもらったみたいで、薄っすら起きたときに先生からの説明がありました。
脳に異常ないし、耳関係だろうね。泊る?帰る?
(心の声:え?こんな状態で帰れないでしょ)泊ります。
ということで、入院しました。

車椅子移動、何をするにも介助してもらうという状態。下を向いたらそのまま前に倒れるし、左を向いたら世界が回る。これ、治んなかったらどーしよと本気で思いました。

最初の食事の時間。それまでの点滴が効いたのか、やっと起き上がって座れるようになりました。ただ、食事はほとんど食べられず。薬を飲んで終了。車椅子で介助してもらいながら歯磨きをしてすぐに寝ました。
夜中何度も目がさめ、左側向くチャレンジをしてみるも、やっぱり世界は回転中。そして、気持ち悪くなるの繰り返し(ドMか)。

朝食はどうにか口にすることが出来ました。時間をかけて固形感がなくなるまで噛んで飲み込む。それでも食べることが出来たから良かった。歯磨きをして、薬を飲んで、またすぐに眠りました。
途中目が覚めたとき『歩いてみましょうか』ということで、このころから車椅子から解放されました(まだ介助アリ)。

お昼ご飯はなんと揚げ物が登場。歯ごたえがありもはやお口の運動です。このころにはちょっと食欲らしきものが戻ってきたので嬉しかったです。ただ、時間はいつもの数倍かかります。
ゴハンが終わって歯磨きをするとき、やっと1人で歩いても良しをもらいました。相棒の点滴と店主だけで移動できる喜び。でも調子に乗らず、薬を飲んでまたすぐに寝ました。

そして夕食。上げ膳据え膳というのはこのことでしょうね、なんて思える余裕が出てきました。これまたじっくりゆっくり食べました。
あんなに1日中寝たのに、まだ寝られる。
この日、何度かの検温でずっと37.6度あたりを行ったり来たりの体温でした。体調は眩暈以外に何も自覚がなかったので数字をみてビックリ。最後にちゃんとした(ちゃんとした?)熱を出したのはコロナ禍前のことだから・・・こんな体温6年振り??
処方も何もなく「高いですねー」で終了。まぁ自覚どころか、顔も赤くなってなかったですからね。平熱が高い人だとおもわれたのでしょう。これがコロナ禍だったら、、恐ろしい。

退院前の最後の食事。ジョアなんて、いつ振りだろ。久々飲んだらおいしー。やっとこの空間から出られる!という喜びと、ずっとしていた点滴なくても大丈夫?という不安と入り混じる感情がムクムクと出てきました。
このころには頭を高くさえしていれば左右どちらを向いて寝ても眩暈は出ず。安心。ということで、2泊3日の入院生活は終了しました。
さて、帰ろうね。

翌日別の病院で診てもらっても特に異常なし。その後診察を終え、今回の原因って、、、え?更年期的な?お年頃だから??と思いきや、
結論:疲れから来た眩暈だね
に、落ち着きました。
当初予定していた5月上旬の春休みまでは頑張ろうと思ってたけど、持ちませんでした。自分のカラダを過信してはダメですね。
料金はかかりましたが、各種検査と疲労回復がしっかりできたので店主的には入院して良かった気がしています。あ、もちろんご予約頂いた皆様には大変なご迷惑をお掛けしたので良くないですけどね💦本当にご迷惑をお掛けしましたm(__)m
その後の体調ですが全く眩暈はありません。なんだったのかな?というくらい普通です。
これが今回の体調不良の全貌です。皆さんに心配してほしくて小出しにしたわけではないです。店主そんな面倒なタイプではありません笑 本当にご心配をおかけしました。
余談ですが。
今回のことで一番つらかったことは、入院するためにしなきゃいけなかったコロナ検査!これまた人生初。あんな拷問を受けないと入院できないなんて地獄です。
今までインフルの検査もしたことがなかったので、鼻の中に検査の棒が突っ込まれたときは衝撃でした。。。もう一生したくありません。健康第一。
ということで、今までより一層体調に気を付けて無理のない範囲でやっていきますね。
今後ともよろしくお願いいたします♪