さて、今日は立冬です。
立冬とは
二十四節気のひとつ。冬の始まりで「陽」が内へと収まっていきます。東洋医学では、この変化に合わせて人の体も「気」を内に蓄え、春へ向けての回復と再生の準備を始めると考えられています。
あんなに暑かったのに、朝晩の冷え込みがさらに増してきましたね。お店は早々冬支度を済ませていましたが、店主宅は先日やっと冬仕様に整えました。これで暖かく過ごせそうです。
気温が低く寒くなると、体だけでなく「気(=エネルギー)」も冷えやすくなると言われています。
- 気=生命エネルギー
- 気=体を動かす力
- 気=体温や代謝を保つ働き など
この「気(=エネルギー)」が冷えると、流れや働きが弱まり、体そのものが冷えやすくなったり、やる気・元気が落ちてしまう状態になることも考えらます。
特に背中が冷えると身体の芯から冷え込んでしまいます。その理由は、背中に走ってる経絡や経穴(ツボ)が関係しています。
店主スイミングコーチ時代、子供たちによく伝えていたのが
首筋から背中のあたり、しっかり拭かないと風邪ひくよー
当時、根拠はよくわかっていなかったのですが、それは当たり前のこととして伝えていました。こういう理由があったのですね、当時の店主に教えてあげたい。
そして、寒くなると体が縮んで背中がこわばってしまうことがあります。この状態になると、呼吸がうまくできずそこでも「気」の流れが滞ってしまいます。
何か自分でできることある?
簡単取り入れられるセルフケア4つをご紹介しますね
立冬のセルフケアポイント
- 背中を冷やさない(服装注意)
- 肩甲骨の間を温める
- 深呼吸をして背中をストレッチ
- ゆっくり湯船に浸かり全身をゆるめる
この4つ、自然とやっていらっしゃる方も多いと思います。それを意識してやってみる、やった結果はどうだったかを観察してみる。そうすることで、効果倍増しますよ!
今年の冬、目には見えない「気」を気にして過ごしてみませんか?
ということで、今日から暦の上では「冬」。
元気に乗り越えましょう(^^)/
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