なんとなく、やる気が出ない日。
皆さんにもそんな日がありますか?
正直、店主にはあります。
今日これをやっておけば後日が楽なのに....ダメだ、手が動かない
とか、
右にあるものを左に動かすのさえ、なんだか億劫
とか。そんな日はたいてい心身ともに疲れているサインです。
よく考えてみれば「今日やらなきゃ人生が終わる」なんてこと店主の日常にはほとんどありません。だから、そういう日は思いきってすべてのことを明日に回します。
そして、ぼーっとしたり、好きなことをして過ごしたり。そうして心と体をリセットしています。
…なんて偉そうに言っていますが、昔はこれがまったくできませんでした。
昭和生まれ・氷河期世代の店主。「がんばること」が当たり前すぎる環境で育ってきた分、力の抜き方を知らなかったんです。
けれど、さまざまな施術を学ぶ中で、どの分野でも必ず出てくる共通の言葉がありました。
「セラピスト自身がリラックスしていることが大切」
お客様の体を整えるためには、まず自分を整えること。今はその意味が、腑に落ちて休めるようになりました。

皆さんからのお話をお伺いすると
- 頑張ることはできるけどゆっくりする ことは苦手
- 何もせずにボーっとできない
そんな方が意外と多いように感じます。
そして、せっかくの休日やひとり時間も、心と体を回復するための時間ではなく『日常をスムーズに過ごすための準備時間に当ててしまう』なんてこともお聞きします。(店主もその一人です)
準備時間だからやはり
- 掃除や洗濯をやっつけて環境をリセットしておこう
- 冷蔵庫が空っぽだからいっぱいにしておこう
日常を楽にするにはどれも大切なことですが、結局またアドレナリン全開で「頑張る時間」になってしまいます。

頑張らない=何もしない、投げ出す、ってこと?
何もしない、投げ出す、ことじゃないですよ
「がんばらない」=『自分をゆるし受け入れること』
- 今日は疲れてるから、これでおしまい!
- 終わることへOKを出す
- 眠いから、少しお昼寝しよう
- 疲れていることを受け入れる
- 好きな香りで深呼吸しよう
- リラックスすることを良しとする
ボディートークを受けて頂いている方は、『許可』というフレーズがセッション内に出てきた時このあたりのお話させて頂いています。
がんばらない日は、決して『何もしない、投げ出す日』ではなく『次のために(心と体の)流れを整える日』と考えると、すこし休みやすくなりませんか?

これから冬を迎えるこの時期からは「春」に向けてエネルギーをため込む季節に入ります。だからより一段と「がんばる(成長)」よりも「がんばらない(休む)」が大切になってきます。
でも、ここから年末かけてお仕事やイベントなどで多忙になる方も多いですよね。何か特別なことをしなくても大丈夫。深呼吸をひとつ、好きな香りを嗅ぐ、それだけでも「自分をゆるめる時間」になりますよ。
次の季節へ向かうための、小さなエネルギーチャージをしながら、ゆったりとこの冬を過ごしていきましょう(^^)/
