前回の店主さんぽ
店主さんぽ@北海道(網走監獄)
今回は約24時間滞在・北海道の旅後半です。前半はこちらからどうぞ ↓
いつか行ってみたい!とずっと思っていた「網走監獄」へ行ってきました。
昔、監獄として使用されていた建物がそのまま使われている博物館。重要文化財もかなりありました。今回店主がここに行ってみたい思ったのが五方向に延びた舎房を自分の目で見たかったから。
左右にある小さな扉1つ1つが部屋の入口。独居房もあれば複数人収監されている部屋もありました。木造のため、柱や扉には当時の傷が残っていました。このあたりはテレビでは見ることができない細かな部分で、じっくり見入ってしまいました。
博物館ってショーケースに入った当時ものを見るのが一般的ですが、ここは違います。等身大の人形が当時の様子を再現しています。
職員は敷地内にある建物に住んでいたそうです。中に入れるので一緒に食卓を囲んできました笑
網走監獄はただ収容されているだけでなく、北海道を開拓するための労働力として駆り出されていました。そのため、監獄内でなく、作業する先で寝泊まりするための「休泊所」を作って休んでたそうです。
この場所が一番怖かったです・・。
監獄内での作業の様子や日常風景も再現してありました。
店主も人形の仲間に入れてもらって、何枚写真を撮ったことかわかりません笑
他の観光客の方もいろんな方法で人形たちと一緒に写真をとって楽しんでいらっしゃいました。
そして、こんなコーナーも。
何かしらのルールを破った人の罰。色々なのがありました。見てるだけで十分にストレスを感じました。。。。
その他、懺悔室・食事の再現・実際の罪名が書いてある記録帳など。色々なものを見ることができました。
中でも、囚人たちが行った『北海道開拓』の再現映像は当時の様子が生々しく伝わってきました。見終わったときには、あれだけの道を作り上げたことへの感謝の気持ちでいっぱいになりました。
ただただ、建築物を見に行くだけの軽い気持ちでしたが、何か心にドシっと感じるものがある見学になりました。
約2時間近く、隅々まで見学した『網走監獄博物館』。機会があればもう一度行ってみたいです。
監獄見学が終わった後、癒しに場所に行きました。
『オホーツクシマリス公園』シマリスの住んでる森へお邪魔する感覚です。すり足で歩く、足元に気を付ける、こちらからリスを触ろうとしないなど注意事項がいっぱい。それだけ小さくて敏感な生き物のようです。
ジッと待ってると手に載せたゴハンを食べに来てくれました。
両頬いっぱいにため込んで、自分の秘密の隠し場所に持っていくそうです。そして、冬の間はそのゴハンを食べつつ春を待つ。ただ、自分がどこに隠したか忘れてしまうこともあるそうです。お茶目すぎます。
美味しい食べ物、壮大な自然だけじゃなく、カーリングや監獄、可愛いリスまで、見どころ沢山の北見・網走の旅でした。
とうことで、24時間終了。行く前から何となく気が付いていましたが、かなり忙しい旅行でした笑